育児や子育て、このような事で悩んだりしていませんか?
・仕事と育児の両立でイライラが止まらない
・泣きやまない、手が掛かる子供の事で育児自体に疲れている
・何が正しい子育てなのか分からず不安になる
・子供が話してくれないので学校でいじめられていないか不安
・引きこもる子供が何を考えているのか分からない、育て方が悪いの?
・言う事を聞いてくれなくてどうしていいかわからない
・つい子供にあたってしまいその都度罪悪感を抱く
・子供の成長とともに周りの人付き合いに疲れる
子育ては初めての経験の繰り返しです。当然はじめから上手くできる人は居ません。育てる側も一緒に成長して行くのでしょう。大人と子供の感じ方受け止め方は違います。こうして欲しい、ああして欲しいと自分が思う通りにはならないのです。特にお母さんが仕事ととの両立で育児をしていく場合、会社でのストレスを自分よりも弱い立場の子供にぶつけがちです。勿論、子育ては家族の協力があって成り立つものですが、比重としては母親に負担の多くがのしかかってきます。
低年齢の子供は宇宙人の様なものです。考え方、言葉全てに意味がありますが、大人には理解に苦しむ事も多く、困惑する事もあるでしょう。例えばトイレトレーニングを始めたいのに独りでトイレに行く事を嫌がる。独りで行く事が出来ない。なぜかと尋ねても分からない。周りはドンドン出来るようになっていくのにと思う事で親は焦り、厳しく叱るように躾けてしまう。ここではある一例ですので全てに当てはまらないのですが、この子供はトイレで排泄する事では無く、トイレという個室で独りになる事自体が怖かったのが原因でした。よく聞いて見るといたずらをしてクローゼットに入れられてしまった事で小さな部屋が怖いと印象付けられてしまったようです。そこで、母親が声をかけて一緒にトイレまで行き、トイレの前でズボンを下ろしドアを開けたまま優しく母親が促してトイレでの排泄に成功させそれを母親が大げさに褒める。その後この子供は一人で出来るようになりました。この事例では、昔からある当たり前の悪さをしたら閉じ込めるが意外なほど子供の潜在意識に残ってしまった事、トイレの躾で怒る母親とその時の母親が重なった事で恐怖心となってしまったと言う事です。それを解消し成功として印象付けることで恐怖を克服できた例です。
育児書と呼ばれる本はたくさん売られています。しかし、子供の感性や親の価値観など様々な経験の上に形成されている土台は十人十色で親にとっても子供にとっても決められたパターンや正しい事はこれという決まりも無いのです。失敗が生命にかかわる事では困りますが、失敗を成功に修正して行く事で親も子供も一緒に成長できると言う事なのかもしれません。「家庭」が社会という外の世界で受けるストレスを癒せる、息のつける空間であって欲しいと思います。
子供のいる家庭ではみな経験する育児という問題でカウンセリングを受けると言う事自体に抵抗がある方も沢山いますが、核家族が多くなってきている現代にアドバイスをくれる身内や気軽に相談できる相手が居ない中でどんどん自分自身を追い込んでしまうようになって、産後うつや育児ノイローゼになってしまったのでは家族は更に上手くいかなくなってしまいます。考え方、考え方の傾向などを自分自身で発見し、より良い方向へと対処して行く事が必要なのかもしれません。思い悩んでいることを誰かに相談し、現状の問題の改善に向けていければと思います。自分自身の心の中を見つめ直すことで仕事も育児も良い方向へ持って行く事は可能なのです。
育児相談専門カウンセリングもご紹介しています。