喪失感に押しつぶされそうで悩んだりしていませんか?
・失恋してしまって悲しくて辛くてどうしていいかわからない
・いつも一緒にいたペットの死に立ち直れなくて何も手につかない
・試験で思うように結果が出なくて自分に自信が無くなってしまった
・親や友人など身近な人の死が受け入れられなくて辛い
・リストラされて何も自分は出来ない、必要無いのではと考えてしまう
・目標を見失ってしまった
大切にしていた環境、気持などは失ってしまった時の喪失感は実際に体験した人にしか分からない最もつらい経験の一つではないでしょうか? 人はそれぞれ大切に思う事や思いが違います。わが子の様にペットに愛情を注ぐ方もいれば会社で働くことを生き甲斐として仕事を愛する人もいます。もちろん人に対する気持ちもその人が自分にとって大切であればあるほど愛情は大きくなります。他の人から見たらそんなものと思われてしまう対象でもそれぞれに大切な思いがあるのです。それらが突然自分の目の前から消えてしまったとしたら…その喪失感は耐え難い感情になり、自分を責めてしまう事やもっとこうしていればなどの後悔の念にとらわれてしまいます。感情には決まった尺度もそれを計る方法も存在しない目には見えないものなのです。それぞれが違った尺度の感情を持っているのは当たり前です。その喪失感にとらわれず前を向いていく事が出来るようになるまでには千差万別の道があるのです。その悲しみは分かち合えないのかもしれません。
とても好きだった彼(彼女)に振られてしまって、何も手につかない、寝ても覚めても気力もなく食べることもできず泣き明かすなんて経験はそうそうないにしても全く経験が無いと言う人はいないでしょう。3日で立ち直る人もいれば1年かけてもその悲しみが癒えない方もいます。喪失感は人の感情は勿論、生命維持のための全てを停止してしまうほど大きな衝撃を与える感情だと思います。この状態を長引かせてしまうとうつ病・過食症・拒食症・味覚障害など様々な肉体的・精神的病気に結びついてしまうこともあります。3日で立ち直れる人から見れば1年以上も立ち直れない人に「何で?」「忘れなよ」と簡単に言えるかもしれませんが、当人にしてみれば「どうせ私の気持ちは分かってもらえない」「自分は弱い人間なんだ」と更に自分自身を追い込んで行ってしまうほどの精神状態なのです。忘れてしまう事は不可能ですが、前向きに変えていく事は可能なのです。ただ、自分一人ではなかなか前向きにはなれないのも現実です。なぜならこう言った時には景色は無彩色で色あせ、食べ物は美味しくも不味くも無い砂の様な味だったりするほど弱っている状態なのですから。
喪失感問題でカウンセリングを受けると言う事自体この時の精神状態では考えにくいものですが、誰かに話をして、気持ちの整理を付けて行ける事が前進するための半歩なのかもしれません。半歩というのは1歩にする為には自分自身の気持ちが伴ってですので、カウンセリングを受けて見ようと思う気持ちを半歩と表現させていただきました。後悔や自責の念を持ってしまうのは自分なりに現状脱出の手段なのかもしれませんが、ここで物の捉え方や価値観とされる認知を歪めてしまうと良くないスキーマと言われる心の鋳型が無意識に形成されてしまいます。相手が居ない中でどんどん自分自身を追い込んでしまうようになって、悪化させかねないのでここへ前に進む為の考え方、考え方の傾向などを自分自身で発見し、より良い方向へと進んで行く事が重要で、「私は必要とされていない」「誰も私なんか愛してくれない」と言った事をより前向きな考え方に結び付けて行けるように自身で対処法を身に付けていく事で問題解決に結び付けていくのに有効なのがカウンセリングであり認知行動療法もその中で有効と言われています。
30代40代と言った年代にこそ失恋や遂げる事の出来ない恋愛に悩む事が多くなってきている現状ではこう言った年代の女性がさらに輝き、前向きに活躍できる様に心のクリーニングやメンテナンスの感覚でカウンセリングを受けると言う習慣が根付いてくれたらと思います。昔から心の洗濯という言葉があるくらいなので心こそエステや病院などで身体のメンテナンスをするようにもっと大切にしていくべきものなのではないでしょうか?それが外見にも表れると生き生きとしてくるのだと思います。
自分自身の心の中を見つめ直すことで押しつぶされそうな喪失感からも良い方向へ持って行く事は可能なのです。
お一人で悩み苦しんでいるなら、まずは相談することもいいかもしれません。