【心身症とは】
心身症とは、精神的ストレスや対人関係など心理・社会的要因が発症や経過に大きな影響を与えている「身体の」疾患をいいます。
神経系の心身症、内分泌系の心身症も含めますと、様々な心身症があります。
気管支喘息、心筋梗塞、狭心症、不整脈、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、糖尿病、偏頭痛、円形脱毛症、アトピー性皮膚炎、顎関節症、腰痛症、高血圧など多方面に及びます。
【内分泌系の心身症】
内分泌系の心身症としては、糖尿病や肥満症がよく知られています。
特に、成人になって発症するインスリン非依存型の糖尿病は、その多くが心身症であるといわれており、糖尿病の発症や経過に精神的なストレスや社会的な要因が深く関係していると考えられています。
肥満症は、心理的な要因と密接に関係しています。ストレス社会を背景に、欲求不満の代償やストレス解消の手段として過食がとられやすく、肥満症を招きやすいという指摘がなされています。
【ストレス対処】
心は身体に作用します。日頃のストレス対処が必要です。感情を抱いてこそ人なのでしょうが、そこには人それぞれ心の癖もあるものです。その心の癖に気がつくだけでも、その時に湧き起る思考や気持ちのコントロールがしやすくなったりもします。
当カウンセリングルームでは、このような心の癖に気づく、認知行動療法のカウンセリングやセルフカウンセリングコース、又、感情のコントロール術を受けることができます。
何かありましたらお気軽にご相談ください。