パニック障害を克服して打点王にも輝く
青山カウンセリングルームの大野良実です。
今日はパニック障害を乗り越えた野球選手のお話です。
オリックスを引退表明した小谷野栄一選手。
前日の引退会見には泣けました。
そして、昨日の引退試合の松坂大輔投手との対戦でも感動しました。
小谷野選手、日ハム時代の一時期、パニック障害で打席にも守備にもつけず、二軍で静養していた選手なんです。
打席にも守備にもつけないという辛い気持ちは、私の経験から想像するだけで辛さがわかります。
そこに縛られる空間が辛いのです。
当時の二軍監督であった福良監督のサポートもあったようですが、乗り越えさせたのは、きっと一軍でプレーヤーとして復帰する強い思いがあったからだと思います。この辛い症状、感覚、心理状態はなった人でしかわからないのですが、そこから復活して打点王をとった時には本当に感動したことを思い出します。
私も電車にも乗れず、床屋も行けず、この状態から抜け出せるなんて想像もつかなかった時がありました。きっと今、パニック障害で電車、閉鎖空間など辛い方はこのような思いの方が多いことと思います。
だけど、言えることは小谷野選手もそうであったように復活できるのです。
小谷野選手、今思うと病になって良かったという。私も同感です。
パニック障害で行き詰まってる、悩まれてる場合、まずはお気軽にご相談ください。
私が克服した経験も踏まえて、現状のヒヤリングから取り組むことを提案し、復活に向けてあらゆる手を尽くします。